泉健太代表は3月17日、国会内で定例記者会見を開きました。 

 冒頭、泉代表は同17日午前、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領と会談したことを報告。尹大統領の「思い切った日韓関係の改善に向けた努力」に対し、敬意をを表明したことを明らかにしました。また昨年、尹大統領の政策協議代表団が立憲民主党本部を訪問したことも踏まえ、「野党とも意見交換をされる大統領の姿勢には本気度を感じた」と述べました。

 他方、泉代表は、「レーダー照射、慰安婦像、拉致問題など様々な課題」について会談で言及したとして、「解決に向けてさらに努力をしていただきたいし、こちらの方も協力していきたい」と述べたことも明らかにしました。

 また、韓国の与党議員団が今月末に訪日予定であることも踏まえ、立憲民主党も「日韓議員連盟」をつくり、「交流を進めていきたい」との意向を示しました。

 その上で泉代表は、尹大統領と今後も「包括的に共に協力し合っていくことを確認できた」と述べ、「安全保障、経済、文化、さまざまな面において価値観を共有する隣国との関係を強化していきたい」と意気込みを語りました。