泉健太代表が4月14日、国会内で会見を開き、(1)陸上自衛隊のヘリ捜索、(2)熊本地震から7年、(3)大阪のIR計画の認定、(4)加速する少子化、(5)補欠選挙――等について発言しました。
(1)陸上自衛隊のヘリ捜索
泉代表は、沖縄県の宮古島付近で陸上自衛隊のヘリコプターが行方不明になった事故で、機体の一部が見つかったとの報道を受け、「全力で捜索にあたってほしい」と述べました。
(2)熊本地震から7年
泉代表は、熊本地震から7年になることを踏まえ、「県連をはじめ仲間たちと復興支援に引き続き取り組みたい」と述べました。
(3)大阪のIR計画の認定
政府が本日、大阪のIR計画を認定することに触れ、泉代表は「リゾート、万博は各地で繁栄すればよいが、立憲民主党としてカジノには一貫して反対してきた」と述べました。「新型コロナもありどこまで観光が回復するのか。カジノがどのような影響を地域にもたらすのか。海外では成功事例と失敗事例も多々ある。当初、公費を投入しないと言っていたが、土壌改良に790億円を投入。当初は外国人から集客するとなっていたが、日本人が7割、USJを上回る集客数を想定したり等、カジノを作るということで、ギャンブル依存症対策も含めて生活が破綻する人が増えるのではないか」と懸念を述べました。また、敷地については「大型物流拠点を立地していくべき」と大阪府連、大阪の経済界も提言していることを指摘しました。
(4)加速する少子化
12日、総務省が人口推計を発表したことに関連して、泉代表は「人口減少が12年連続。過去と比較しても3倍のスピードで少子化が進んでいる」と指摘しました。「『失われた10年』の少子化対策の遅れが響いている」「立憲の『子ども・子育てビジョン』の提言のいくつかは何年も前から訴えてきたものだが、3月末に公表された政府のたたき台にも盛り込まれたものもある」「議論を求めていく」と述べました。
(5)補欠選挙
「各地で良い戦いをしている」と述べ、「多くの地元の皆さまに応援をいただいてあと一歩というとおろまで来ている」「自民党が全勝したら政治は、岸田政権は何も変わらない」「必勝を期して戦っていきたい」と、支持を訴えました。