泉健太代表は4月28日、国会内で定例記者会見を開き、(1)衆参補選・統一地方自治体選(2)改正入管法修正案――等について発言しました。
(1)衆参補選・統一地方自治体選
泉代表は冒頭、「一カ月間にわたって本当に多くの全国の方々にご支援をいただきました」と謝意を表明しました。
衆参の補欠選挙については、他の野党よりも候補者を多く擁立したことを踏まえ、「国民の皆さんに選択肢を示すということでもあり、立憲民主党の考え方を世にお伝えをするという闘いでもあった」とふり返りました。また、物価高・可処分所得や実質賃金の減少の中で、防衛増税などの「生活を苦しめる政治」に対して、「今の自民党の政治ではおかしい」との声を政治に反映する闘いでもあったと述べました。
統一地方自治体選挙については、本年2月の党大会における活動方針で「45歳以下の議員を50人を増やす」との目標を立てたが「90人の新人議員が誕生した」と述べました。また、女性議員の比率も高まったとして、党内におけるジェンダー平等の取り組みをさらに進めていくと述べました。
その上で、「党勢拡大」「運動の厚み」に向け、政治スクールの開催、インターンの募集などで「次なる政治家」を育て、女性議員サミットや若手議員サミットを開催し「全国の自治体議会で積極的に活躍できる仲間を増やしていきたい」と意気込みを語りました。
また、幹事長・選対委員長に対し、次期衆院選に備え候補者擁立を加速させることを指示したと表明しました。
(2)改正入管法修正案
この間、他党に対し、党の「対案」を説明してきたが、与党案などでは「入管行政に根本的な変化が見られるものではない」と述べ、改正入管法修正案で「(この間の)立憲の提案を取り下げるというのであれば、むしろ他党の考え方が問われる」と指摘しました。