立憲民主党は5月9日、国会内で第74回常任幹事会を開きました。
冒頭であいさつに立った泉健太代表は、衆院本会議で入管難民法改正案の採決が行われたことに言及し、「私たちとしては国際水準からも大幅に遅れている現在の入管行政を抜本的に変えるものでなければ賛成はできないと、最大限の努力をしてきたが、残念ながら政府与党の側に変える方針が見られないということで、私たちは反対をした」と述べました。午前中には参議院に対案を提出したとも報告し、「われわれの対案を国民の皆さんに訴えていきたいと思う」と述べました。
また、サミットを前にして 「LGBT理解増進法案」について自民党が与党案を国会に提出する調整に入ったとされているが、異論が出てまとまらない状況が続き、サミットに間に合うのかという指摘もされていることについて、「自民党が早く結論を出して取り組まなければサミットにも間に合わなくなる。また世界からより遅れてしまうと、大変危惧をしている」と指摘しました。
2.報告・承認事項
<代表>
泉健太代表が『次の内閣』構成員の選任に関して報告。ネクスト文部科学大臣・ネクスト子ども政策担当大臣に菊田真紀子衆院議員を選任する旨を報告し、承認されました。
<幹事長>
岡田克也幹事長が(1)両院議員懇談会の開催(10日18時)、全国幹事長:選挙責任者会議の開催(12日14時)の開催(2)「石川県内を震源とする地震に関する対策室」の設置――等について報告しました。
<政務調査会長>
大西健介政務調査会会長代理が『次の内閣』閣議(第29回)審査事項について報告しました。
<組織委員長>
森本真治組織委員長が総支部長の異動について報告しました。
20230509_第74回常任幹事会_組織委員会報告.pdf
3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
大串博志選挙対策委員長が福島県議会議員選挙に向けた公認について報告しました。