藤原のりまさ愛知県第10区総支部長は5月14日、愛知県の尾張一宮駅前で岡田克也幹事長とともに街頭演説を行い、国会の状況、日本を取り巻く状況、総選挙に臨む立憲民主党の思いを共有してほしいと訴えました。
藤原総支部長は、入管施設に収容中に命を落としたウィシュマ・サンダマリさんを揶揄(やゆ)するような国会演説を行った日本維新の会の参院議員がいることに対し、「このような政治に力を与えるわけにはいかない。一人ひとりの自由や人権を守る、そういった政治を今一度日本に根付かせていくそれが私たち立憲民主党の考え方だ」と述べ、立憲民主党が進める政策への理解と支持を求めました。
また地域経済が疲弊していることに、「地域にお金が回らず、東京だけが経済が循環しているメカニズムを壊していくことも立憲民主党の大切な政策の一つだ。商店街がシャッター街となり疲弊していく政策を進めてきた自民党政治を終わらせなければならない。強いものが強くなればいいという考えの日本維新の会の考えにもストップをかけなければならない」と話し、こんな政治を変えるために立憲民主党を応援してほしいと訴えました。
岡田克也幹事長は演説で、岸田総理が国会での議論もなくエネルギー政策を大転換したことを取り上げ、「核エネルギーが暴走しだした時に、私たちには止める術はない。しかし岸田総理は原発を新設すると言い出した。国民の声も聞かず、国会での議論も無いままに勝手に決めたことは、総理、与党の驕りだ」と厳しく批判しました。
子ども政策について岡田幹事長は、「岸田総理は、統一地方自治体選の前に突然メニューを並べてきたが、このメニューは全部は実現しない。そして財源の話も全くない。これらの政策を行うためにお金をどうやって作るのか」と述べた上で、「私は、防衛費を多少増やしたとしても倍にするよりは、そこから何兆円かを子ども政策に使うべきだ」と指摘しました。