埼玉16区(さいたま市岩槻区、春日部市、吉川市、北葛飾郡松伏町)で活動する三角そうた(みすみ・そうた)総支部長。母子家庭で育ち、親の負担を減らすためアルバイトで学費を稼ぎながら高校に通っていました。なぜ政治を志したか理由等をたずねました。(インタビュー日:5月26日)

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 格差是正に取り組む

 高校時代のアルバイト先に私以外にも母子家庭で学校に通っていた子がいました。ある日、その子が家庭の都合で学校を辞めなければならなくなり、高校生ながら社会の不条理を感じました。その時は「格差社会」というものを意識してはいなかったのですが、大学に入って勉強する中で小泉政権以降に格差が拡大したことを認識しました。格差是正に取り組みたいという思いが強くなり政治家を志しました。

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 高校、大学の授業料無償化を

 政治家として一番に取り組みたいのは教育の無償化です。高校・大学の授業料完全無償化を目指し、大学はまずは給付型奨学金の拡充をしたいです。高校授業料の無償化は民主党政権で行いましたが、自民党政権では所得制限ができました。この所得制限を撤廃し、もう一度完全無償化をしたい。たまに「ぜいたくだ」という指摘もあります。世代的な認識の違いもあるかもしれませんが、現在は多くの人が高校を出ているので状況が違います。子どもがどんな家庭に生まれても教育を受けられる環境にしていきたいです。

 地道な活動が力を蓄える

 私は、派手な活動やネットでの話題作りには長けていません。地元をまわってポスターを貼ることの積み重ね等、地味ですが堅実な活動が大事だと思って歯を食いしばっています。埼玉に来て応援してくださる方も最初はおらず、後援会名簿もないゼロからの活動で大変でしたが、その努力と苦労が自分の力となりました。選挙区割が変更し、新しく開拓しなければいけない地域もありますが、今までやってきたことをやり続けるだけです。

 子育てと政治活動の両立

 5月に下の子が産まれ、2歳の上の子は私の担当です。朝駅頭の時は抜き足差し足で起こさないように出て、活動を早めに切り上げて朝食、着替えをさせ保育園に送るという流れで、育児と政治活動を調整しています。諸先輩方からのアドバイスをいただいたり、地域の子育て支援制度を活用しながら、選挙が始まったらさらに大変になりますが頑張っていきます。

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 今後の意気込み

 10増10減により選挙区割りが変わります。私の選挙区の約6割は新しい地域に変わって難しくなりましたが、頑張っていきます。

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