泉健太代表は7月14日午前、国会内で会見を開き、九州北部や北陸での記録的豪雨により亡くなられた方へのご冥福と被災者へのお見舞いを述べ、「今後の警戒と被害の防止、災害復旧に全力を尽くすように与野党協力していきたい」と述べました。

■マイナ保険証
 泉代表は、立憲民主党が新しく発表した「今の健康保険証を守ります」と書いたポスターを掲げて、マイナ保険証がトラブル続きであり現行の健康保険証を継続する必要があるために作成したと意図を説明しました。

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■最低賃金
 最低賃金の議論が政府でされていることを取り上げ、政府の掲げる最低賃金1000円に対し「とても普通に生活できない」と述べ、立憲民主党は最低賃金1500円を主張していることを紹介しました。

■トランスジェンダー職員への女性トイレ使用制限訴訟
 経済産業省に勤めるトランスジェンダー職員に対し、職場の女性トイレの使用制限をしていたことが不当だと国を訴えた裁判で、国の対応が違法だとした判決について、泉代表は「一人ひとりの職場環境を守るという意味で、一歩前進の判断であった」と話しました。

■被選挙権年齢引き下げ求める提訴
 被選挙権年齢の引き下げを求めて19歳から25歳の6人の若者が東京地裁に提訴した件に触れました。立憲民主党は各種選挙の被選挙権年齢を7歳引き下げる政策を打ち出していることを紹介し、「国会でも地方でも訴え、党派を超えて実現に向けて取り組んでいくべきものだ」と述べました。

■動物愛護サミット
 昨日13日に多頭飼育の崩壊、殺処分、動物の違法販売等の問題をなくす取り組みをするために立憲民主党が開催した「動物愛護議員サミット」について触れました。泉代表は、「今後も一つひとつの国民の声、個別の課題もあれば大きい課題もありますけれども、そういうものに応えてさまざまな取り組みをしていきたい」と意欲を示しました。