おおつき紅葉衆院議員は7月22日、岡田克也幹事長とともに、北海道余市町の障がい者支援のNPO法人「余市はまなす」、JAよいちなどを視察し、意見交換を行いました。視察終了後には、市橋修治道議の後援会の会合に出席しました。

■NPO法人「余市はまなす」

 NPO関係者の案内で、作業所内を視察。同施設について、「特産品用の箱を1カ月に約1.5万個作成。その他シール貼り、葬儀屋のふとんクリーニング、トマトカットなどを行っています。アップルパイは年間で8千個を作り、道の駅等に卸している」「作業者の工賃は日給1400円で、月3万円程度。利用者は月7万円の障がい年金と合わせて月10万円ほどの収入になる。少しでも工賃を高くしたい」との説明を受けました。

 岡田幹事長は、「作業工賃を月に10万円くらいにできたら、自立することもできるようになるのだが」と、今後の障がい者支援のあり方について見解を述べました。


■JAよいち

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 有田均組合長の案内で、選果場や即売コーナーなどを見て回りました。有田組合長からは、「自民党は、『雇用就農』や『独立就農』が増えたとアピールするが、いまだに圧倒的に多いのは『親元就農(※)』。しかし『親元就農』には、名義を変えないといけないなど、使いにくい面が多く、制約が厳しい。親元の方が技術や土地が継承しやすいので、使いやすくしてほしい」との要望が出されました。

 岡田幹事長は、「新規就農も大事だが、子や孫、親族が後継者として就農しやすくするのも大事だ」と話しました。

(※)一般的に家族や親戚などが農業をしており、その経営体に従業員として入ること。

LINE_ALBUM_大築くれは(北海道第4区)_230723_18.jpg視察終了後、市橋道議の後援会会合であいさつする岡田幹事長