立憲民主党は8月29日、国会内で第83回常任幹事会を開きました。
冒頭であいさつに立った泉健太代表は、ガソリン価格の高騰に触れ、「多くの方が対策を求めている。8月25日には、トリガー条項の発動でガソリン1ℓ当たり25円引き下げることを含め、経済産業省に申しれを行った。われわれの政策を世論の力で実らせたい」と述べました。
また、マイナンバーカードと健康保険証の一体化についても言及し、「政府の対応が後手に回ることでかえってさまざまな種類のカードや紙が混在し、『紙だらけのデジタル化』というおかしな状況になっている。今の健康保険証を守ることが多くの国民の望みにかなう」と訴えました。
さらに海洋放出が始まった処理水の問題なども含め国会の閉会中審査を求めていくとした上で、立憲民主党への期待に応えてきたいと意気込みを語りました。
2.報告・承認事項
<幹事長>
岡田克也幹事長は(1)代表の外国(ベトナム・米国)訪問(2)代表選挙管理委員会の構成(3)党本部事務局人事――等について報告しました。
<組織委員長>
熊谷裕人組織委員会副委員長は(1)衆議院小選挙区総支部の設立(2)衆議院小選挙区暫定総支部の設立(3)総支部長の異動――等について報告しました。
20230829_第83回常任幹事会_組織委員会報告.pdf
3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
大串選対委員長は(1)第50回衆議院選挙に向けた候補者の公認内定(2)宮城県議会議員選挙に向けた推薦――等について提議し、協議のうえで議決しました。衆院三重第4区の公認候補に新人の青沼陽一郎さん(作家・ジャーナリスト)が内定しました。