陸・海・空で働く運輸産業労働者で組織される全日本交通運輸産業労働組合協議会(交運労協)の第39回定期総会が10月12日、都内で開催され、泉代表、交運労協政策推進議員懇談会会長を務める近藤昭一企業・団体交流委員会顧問が、それぞれあいさつを行いました。

 泉代表はあいさつの中で、運輸業界の人手不足を指摘した上で、待遇改善など働く環境の改善を進め、運輸業界で働くことの魅力を高めることの重要性を指摘しました。また、政府が検討を開始したタクシー等に関する規制緩和について、「資格がなくても人を乗せるような車を増やせばいいということではない」として、乗車するユーザーの立場に立って安全、安心で信頼できる制度を守っていくと話しました。

 また近藤企業団体交流委員会顧問は、交運労協組合員の皆さんの携わる仕事が公共の交通政策、公共のサービスとして位置づけられ、政策でしっかりと支えていくことが重要と話した上で、今後も連携していきたいと語りました。