立憲民主党は11月2日、泉「次の内閣」第39回閣議を国会内で開催しました。

 泉健太代表は冒頭のあいさつで、同2日に告示された福島県議会議員選挙において党公認候補者の「第一声」に参加したことを報告しました。

 岸田内閣が同2日夕刻に閣議決定すると報じられていた「総合経済対策」について、「スピード感なし、中身なし、効果なし、責任感なしと言っていい」「賃上げに対する決意も乏しい」と厳しく批判。その上で、立憲民主党はすでに「物価高を克服するための緊急経済対策」において、「給付だけでなく、教育の無償化など必要な政策を打ち出している」と述べ、政府・与党との差を強調しました。

 また、今後の国会論戦において、「日銀や政府の政策は国民生活が見えていない。そのことを指摘していく」と述べ、国民目線で厳しく追及していく方針を語りました。

■「次の内閣」閣議の報告事項及び審査事項は以下の通り

1.報告事項

(1)「2025大阪・関西万博に関する基本的考え方」(政調会長一任案件)
一任結果報告

(2)【法案登録】GID特例法(性同一性障害者の性別の取扱い特例法)改正案(立憲民主党議員立法)
登録了承を報告

2.審査事項

【閣法法案審査(法案分類A)】

(1)国立研究開発法人情報通信研究機構法の一部を改正する等の法律案(NICT法改正案)
賛成の方向で一任