泉健太代表は4月4日、自民党の派閥をめぐる裏金事件に関わった議員への自民党内の処分が決定したことを受け、国会内で記者団からの取材に応じました。
泉代表は決定した内容について、「自民党内はコントロールを失っている」と述べました。2千万円を超える裏金があった議員が実質的に処分がないと言えるほど軽い処分である一方で、額が少ないのに離党勧告を受ける議員がいるなど、不公平だという声が自民党内からも挙がっていることを指摘しました。
岸田総理が所属していた派閥の会計責任者が略式起訴をされたにも関わらず、岸田総理は何も処分を受けないことについても「非常に恣意的。自民党内の党内抗争でやっていて、国民不在だ」と話しました。
還流額が2千7百万円を超える萩生田議員が党員資格停止1年であることについては、「実質処分がなしみたい。自民党の処分なんてしょせんこんなもの。国民の力で国民が処分するしかない。それが次の総選挙だと思う」と述べました。