泉健太代表と亀井亜紀子・島根1区総支部は4月7日、一畑バス株式会社(松江市西川津町)で意見交換の後、美保神社(松江市美保関町)を訪問し、その後、神社近くの青石畳通りで行き交う人たちと意見交換。一畑電車で松江しんじ湖温泉駅から雲州平田駅まで移動し、駅前で街頭演説を行いました。
■一畑電車に乗車(松江しんじ湖温泉駅―雲州平田駅間)、雲州平田駅前で街頭演説
泉代表と亀井総支部長は一畑電車で松江しんじ湖温泉駅から雲州平田駅まで移動。宍道湖やもう少し先の田植えを待つ水田、満開の桜、菜の花が咲くあぜ道など車窓からの眺めを楽しんだ後、雲州平田駅で街頭演説を行いました。
泉代表は、細田博之前衆院議長の死去に伴う4月に行われる衆院島根1区の補欠選挙を弔い合戦だという声に対し、「何のため誰のために弔うのか、亡くなった方を弔うために衆院議員を選ぶのか」「島根1区の有権者の皆さんは何のために1票を持っているのか、みんなで考えるべき時だ」と述べ、自民党の裏金問題や自民党政権下で地域が衰退している現状を指摘。島根から政治を変えていこうと呼びかけました。
亀井総支部長は、駅のある出雲市平田町の未来について多くの住民の方と話をしていると語り、平田一式飾り(陶器や金物、茶器、仏具などの生活用具の中から一式を使い歴史上の人物や動物などを形作り飾る民俗芸術)の体験や、縁切りの神様「事解男命(コトサカノオノミコト)」を祀る宇美神社で縁を切り、その後、縁結びの出雲大社に行くといったプラン、江戸時代に木綿の集積として繁栄し、その歴史が色濃く残る「木綿街道」を活用するなど、町おこしのアイデアを考えている方々と平田町の活性化を進めていきたいと語りました。
また、少子高齢化の問題や、公共交通の公的支援などについて訴え、平田町が元気になるきっかけを作っていきたい、一緒に島根から日本の政治を変えていきましょうと呼びかけました。
■一畑バス株式会社で意見交換(松江市西川津町)
一畑バス株式会社では、地域の公共交通を担う使命感、コロナ禍の影響などで厳しい経営状況にあること、運転士不足などの課題などについて会社側・働く側の両面から話を聞きました。以前は免許取得など運転士になるにもハードルが高く、賃金も高いことから花形職業でありプライドをもって仕事をしていたものの、だんだんと賃金が低くなりプライドで仕事をしているといった話や、離職しても以前は同業社に流れたが、他の業種も人手不足ということもあり、他業種に流れているといった話を聞きました。また、今後は賃金を上げるなど運転士の地位を上げていきたいといった話もありました。
■美保神社・青石畳通りを訪問
同日、七日えびす祭が行われている美保神社を訪問。その後、青石畳通りで参拝客や商店の人たちから話を聞きました。