衆院島根1区補選(投開票4月28日)9日目の4月24日、亀井亜紀子候補は雲南市、出雲市平田を中心に、応援に駆けつけた枝野幸男、桜井周衆院議員とともに街頭に立ち、農業政策、子ども子育て政策などを訴えました。

 桜井議員はグッディー木次店前での演説で、亀井候補が現職の時、亀井候補が国際局長、桜井議員が副局長だったと振り返り、「ぜひ亀井さんに早く国会に戻ってきて欲しい」と述べました。自民党の裏金問題について、脱税しているのではないかという問題もあるが、「政治がお金で買われてしまっていた。政策がお金で歪められてしまっていた」と指摘。国民の生活を第一に考えるような政策を取り戻していく。真っ当な政治を取り戻していく。そのためにも亀井さんを国会に送っていただきたい」「清き一票でぜひクリーンな政治を実現していただきたい」と支持を訴えました。

 枝野議員は「あらゆることを規制緩和し、極端な競争社会を生み、強者はより強者に、弱者はより弱者になってしまった。この格差社会を変えていかなくてはいけない。これからは共に支え合う社会が大事だ」と訴えました。そして、桜井議員が語った国際局長と副局長だったことに関連し、「国際問題が地域と全然関係ないと思ったら大きな間違い。例えば隠岐は国境に接しているので漁業の問題がある。外交相手との交渉は英語。亀井候補は、(国際局長で)いろいろ経験を積んでいるし、地域の課題をしっかりと守っていくために、世界を舞台に働ける、そしてこうしてしっかりと地域の暮らしの足元に根ざしている。ぜひ皆さんの力で勝たせていただきたい」と訴えました。

さらに、投票日が連休中であることから、期日前に投票をしていただくよう述べました。

 亀井候補は、2007年に参議院選挙に出馬したが、いまはもう鳥取県との合区になり1つの県から1人の代表が選べなくなった、衆議院も小選挙区が2区あるが、両方とも自民党男性議員だと指摘。いずれも名前と顔を日本中の人が知っている議員を島根から送ってきたが「生活は良くなったでしょうか」と投げかけました。そのうえで、子育て支援金の矛盾、物価高、米価の下落、少子化などの問題点を挙げ、自民党の政治はズレまくっていると述べ、「自民王国にお住まいの皆さん、もう今の自民党は駄目だ、変質してしまったと気づいていただき、自民党に一縷の望みを持っている方に、お声がけいただき、この自民王国のど真ん中から国会に送ってください」と支持を求めました。