5月8日、建設技能労働者を中心に組織された個人加盟の産業別労働組合である全国建設労働組合総連合(全建総連)の「持続可能な建設業の実現に向けた100万人国会請願署名」提出院内集会が開催され、党を代表して、建設技能者の育成を支援する議連会長である枝野幸男衆議院議員が出席し、「持続可能で魅力ある建設業の実現を求める要請」と署名を受け取りました。この度提出された署名は目標を大きく上回って108万を超え、全て請願として国会に提出されることとなりました。

 要請内容は、3月8日に国会に提出された建設業法等の改正法案と第11次建設雇用改善計画等が、建設業界における労働者不足の解消や、労働環境の処遇改善等に対して、実効性のあるものとなるよう取りまとめられたものです。具体的には、適正な賃金水準の確保、担い手不足の解消や、若年技能者の確保・育成、なかでも労働者の技能育成に必要な建設業共通のキャリアアップシステム(CCUS)の普及促進等、諸施策の確実な実施を求める内容です。

 枝野議員は、挨拶の中で「建設技能者を確保し育成していく上では、労務費の底上げ、高騰する原材料と資材調達の問題、インボイス制度への対応等、政治の役割は大変大きい」と述べ、建設労働者の労働環境における処遇改善に向けて連帯の姿勢を示しました。

 集会には、178名の組合関係者に加え、多数の議員が参加しました。 

※参加議員 
奥野総一郎、落合貴之、玄葉光一郎、神津たけし、小宮山泰子、近藤昭一、櫻井周、篠原豪、末松義規、福田昭夫、本庄知史、松木けんこう、道下大樹、山崎誠、屋良朝博、吉田統彦、吉田はるみ、各衆議院議員
小沼巧、古賀千景、斎藤嘉隆、塩村あやか、高木真理、田島麻衣子、野田国義各参議院議員

DSC05254.JPG

20240508 要請書.pdf

20240508 国会請願書.pdf