立憲民主党は6月18日、国会内で第104回常任幹事会を開きました。
冒頭のあいさつに立った泉健太代表は、政治改革関連法案の審議が最終盤に入っていることに触れ、「この間、事実上の政党の裏金ともいえる政策活動費を自民党は全く改めるつもりがないことがわかった。今までよくわからなかったものが、(法改正により)表に定義づけられることになり、おかしい。自民党以外の党は政策活動費は不要だと言っている。それ以外の政治改革の項目についても、自民党は変えようとせずにそのまま突っ切ろうとしている。合格点はあげられない」と批判しました。その上で、「明日の党首討論でこうした疑問を自民党総裁である岸田総理にぶつけていきたい」と決意を述べました。
また、蓮舫議員が「7つの約束」を発表したことにも触れ、「東京の課題を掲げそれを解決しようという前向きな政策を発表された。自民党が後ろ盾になる都政を変えていくべき」と評価しました。
さらに、内閣不信任案への対応については「党首討論を踏まえて決めていく」と述べました。
2.報告・承認事項
<幹事長>
岡田克也幹事長は蓮舫参院議員の離党について報告し、承認されました。
<政務調査会長>
長妻昭政務調査会長は『次の内閣』閣議(第63・64回)審査事項等について報告しました。
<選挙対策委員長>
大串博志選挙対策委員長は沖縄県議会議員選挙における結果について報告しました。
20240618第104回常任幹事会 選挙対策委員会提出資料1.pdf
3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
大串選対委員長は「第50回衆議院選挙に向けた候補者の公認内定」「第27回参議院選挙に向けた選挙区候補者の公認内定」「北九州市議会議員選挙に向けた公認」について提議し、協議のうえで議決しました。第50回衆議院選挙の内定候補として衆院神奈川3区の公認候補に中村武人さん、衆院大分3区の公認候補に新人の小林華弥子さん、次期参議院議員選挙の公認内定候補者として北海道選挙区に現職の勝部賢志議員が内定しました。
20240618第104回常任幹事会 選挙対策委員会提出資料2.pdf