立憲民主党は6月13日、泉「次の内閣」第64回閣議を国会内で開催しました。

 冒頭のあいさつで泉健太代表は、政治資金規正法改正に関する自民、日本維新の会両党の協議について「自民党と維新の間でさまざまな齟齬(そご)が出てきている」「自民党自身に誠実に協議に応じる気はさらさらなくて、その場しのぎを繰り返せば政権は維持できると考えている」と自民党の不誠実さを指摘し、両党の協議で「自民党を信じてはいけないことが明らかになった」と述べました。

 立憲民主党の政権運営能力について、「立憲民主党には、経験豊富な仲間たちがたくさんいる」、そして「外交、安全保障や経済は、継続や安定性があって然るべき」と述べ、「国民生活に混乱を与えないことは非常に大事で、そういったものの中で、われわれの掲げる大きな目標に向かって一歩一歩進むのがあるべき新しい政権の姿であり、国民生活を豊かにする政権だ」と語りました。

1. 審査事項

【議員立法審査】
(1)特定連合国裁判被拘禁者等に対する特別給付金の支給に関する法律案《賛成》
(2)平和条約国籍離脱者等地位喪失者に係る日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法(入管特例法)の特例に関する法律案《賛成》
(3)水俣病問題の解決に向けた措置に関する法律案《賛成》
(4)政治資金規正法等の一部を改正する法律案(国民民主党案)《一任》
(5)政治資金規正法の一部を改正する法律案、政党助成法を廃止する法律案(共産党案)《一任》
(6)政治資金規正法の一部を改正する法律案(自民党案及び修正案)への修正案《一任》
【衆議院規則審査】
(7)衆議院規則の一部を改正する規則案(オンライン参考人質疑)《賛成》
【政府への申し入れ】
(8)被害者が生きている間に水俣病問題の解決を求める緊急要請(案)《了承》
(9)カスタマーハラスメント対策のための法改正等を求める要請(案)《了承》

2. その他(部門からの報告等)

【一任結果】
(1)ガザ地区における人道状況の改善と速やかな停戦の実現を求める決議