【代表談話】慰霊の日にあたって

立憲民主党代表 泉健太


 本日、立憲民主党代表として沖縄県営平和祈念公園「平和の礎」にて79年目の沖縄慰霊の日を迎えました。沖縄戦でお亡くなりになられた全ての御霊にあらためて心より哀悼の意を表します。

 ここ沖縄は、近代における最も苛烈で凄惨な地上戦の場であり、20万人にも及ぶ多くの方々の尊い命が失われました。島は破壊し尽くされ、大切な命が奪われ、生ける者もまた、生存に必要な食べるものも着るもの住まいも失う中で、避難を続けました。

 立憲民主党は、こうした惨劇を二度と起こさせない、沖縄を二度と戦地にしない、との決意です。平和を追求し、対話外交を重視してまいります。沖縄を発展する「万国津梁」の地にしてまいります。在日米軍基地の7割が集中する現状に対し、基地負担軽減のために不断の努力をおこなってまいります。

 本日、平和の礎には、多くのご遺族の皆様、そして戦争の不条理と残酷さを学んでこられた、新たな世代の皆様が集われました。この慰霊の日にあらためて沖縄を恒久平和と繁栄の島々とすることをお誓いし、追悼の言葉とさせていただきます。
20240623「慰霊の日にあたって」.pdf