泉健太代表は7月11日、鹿児島県鹿児島市を訪れ、JR鹿児島中央駅東口「若き薩摩の群像」前で行われた「立憲民主党街頭大演説会」に参加しました。演説会には、宮崎1区の渡辺創衆院議員、鹿児島1区の川内博史衆院議員、鹿児島3区の野間健衆院議員、西岡誠也熊本市議会議員らも参加しました。
■泉健太代表
泉代表は、政権交代可能な政治であれば緊張感があり「自民党ももっと良くなり、もっと国民の方を向く」と述べ、今の自民党について「金集めばかり一生懸命だ。そういう政治はおかしい」と指摘しました。また、自民党への支持が低下していることについて、「裏金の問題は非常に大きい。しかし、裏金の問題だけではない。自民党のこの30年間の政治は、実は生活者をほったらかしにし、 お金を持っている人たち、大きい会社をどんどん膨らませて、その人たちのおこぼれがいずれ地域に、末端に届くからと我慢を強いる政治だった。でも、実際には皆さんに届いてこなかった」と説明しました。そのような政治を「現実的に建設的に変えていくのが立憲民主党」と訴え、具体的な策として、教育の無償化や給食費の無償化の推進や地域分散型エネルギーを育てていくと主張しました。泉代表は、「競争相手がいない政治は本当に腐っていく。自民党の競争相手である立憲民主党をぜひ応援してほしい」と呼びかけました。
■川内博史衆院議員
川内議員は、学校給食費の無償化、大学授業料の無償化、奨学金の返済と立憲民主党の政策を紹介し、「権力をみんなの生活を良くする方向に使う。そのために私たちに力を与えてほしい」と話しました。
■野間健衆院議員
野間議員は、政府が出産一時金を45万円から50万円に増額するにあたり、一部を後期高齢者の保険料から負担するようにしたことについて、「43兆円も防衛費を使いながらとんでもないことをしている」と指摘しました。
■渡辺創衆院議員
渡辺議員は、自民党派閥の裏金事件が発覚しても抜け穴だらけの改正政治資金規正法を与党が成立させたことについて、「自分たちで自分たちのやってきたことを変えるエネルギーも力もないからこそ、私たちがそれを変えて、この国の政治がまともになるよう、私たち立憲民主党がこれからその役割を果たしていきたい」と主張しました。
■西岡誠也熊本市議
熊本県連を代表してマイクを握った西岡市議は、地元活動で自治会の総会、防犯協会や交通安全協会の総会に出席をする話をし、「1年間使ったお金の領収書の添付をし、監査を受けて総会で承認を受ける」と説明。しかし国会では政策活動費の使途について10年後の公開を決めたことに「ありえない。私たちの感覚と全く違うのが今の国会だ」と強調しました。