立憲民主党は8月7日、国会内で第108回(臨時)常任幹事会を開催しました。

 冒頭であいさつに立った泉健太代表は、自民党では裏金問題に加えて、堀井学衆院議員や広瀬めぐみ参院議員などによる不祥事が続いていることについて、「自民党総裁選の日程等を小出しにしているのは、不祥事から話題をそらす狙いではないか」と厳しく指摘しました。その上で、「自民党の中に混乱があるが、われわれは毅然として次の展開に向かっていかなければならない」と力を込めました。

 日経平均株価が乱高下していることについては、「立憲民主党は金融政策を発表しているが、その中で、金利が上がる方向に向かう際には、市場との対話が重要だと言ってきた。この点、政府・日銀が十分に対応しているのかを問う必要がある。財務金融委員会の閉会中審査を求めて実現しつつある状況だ」と述べました。

 さらに、りっけん政治塾に約500名が参加し、そのうち100名近くから公募の申し込みがあったことを報告し、「多くの人が立憲民主党とともに政治を変えたいという思いで取り組んでいる。たたかう仲間が増えていくことを期待している」と述べました。


2.報告・承認事項
<幹事長>
 岡田克也幹事長は訪中団の派遣について報告しました。

3.協議・議決事項
<幹事長>
 岡田幹事長は2024年9月実施の代表選挙の日程等について提議し、協議のうえで議決しました。
【期日及び日程】
 期日を9月23日(月)とし、9月7日(土)に告示する。また、郵便投票は9月20日(金)到着分をもって締め切り、インターネット投票は9月22日(日)17時に締め切り、その後投票の予備開票及び準備作業を行う。
【臨時党大会の招集】
 立憲民主党代表選挙規則第16条に基づき、代表選挙実施のための臨時党大会を9月23日(月)に招集する。

<選挙対策委員長>
 大串博志選挙対策委員長は第50回衆議院選挙に向けた候補者の公認内定について提起し、協議の結果、議決しました。
 第50回衆議院選挙公認内定には、衆院福井県第2区総支部長に新人でNPO法人グリーンウッド自然体験教育センター代表理事の辻英之(つじ・ひでゆき)さんを決定しました。
20240807第108回常任幹事会 選挙対策委員会提出資料.pdf