小川淳也幹事長は3月13日、東京・有楽町駅前で「青空対話集会」を開きました。集会では市來伴子衆院議員(埼玉8区・比例)が司会を務めました。

小川幹事長は冒頭、高額療養費の上限額の引き上げについて「凍結はいいことではあるが、石破総理の決断は遅きに失したと私は思っている。混乱が大きく、政権の信任にかかわる問題だ。自民党内でも石破降ろしの動きがでてきて、政権への求心力がどうなっていくのか。しかしこの動きが、自分の選挙を心配してのことならば、どっちもどっちではないか」と指摘しました。
また企業・団体献金の廃止について小川幹事長は、「野党の足並みがそろえば極めて強力な力になり、物事を前に進めることができる。成立させることができる。そのためにもう一踏ん張り、二踏ん張り、しっかりと頑張りたい」と、野党が連携するためにしっかり取り組むとしました。
会場の参加者との質疑では、「そもそも医療費が高額なのを何とかして欲しい」「介護士だが、私たちエッセンシャルワーカーの待遇を改善してほしい」「東京一極集中を解消できないか」などの意見が出されました。小川幹事長は、「安心して、低い負担で医療に掛かれることが基本だ。医療制度なども含めて考えていきたい」「介護や福祉の現場で働いている人たちが、正当に評価される社会にしていく」「大都市にはできないことを進めていきたい。東京から元気をとるのではなく、地方を元気にしていきたい」などと答えました。