立憲民主党茨城県連は3月16日、茨城県水戸市の県連事務所で「第3回 立憲いばらき政治塾」を開催しました。

 全4日間の日程の第1日目は会場が満席となり、元厚生労働大臣で代表代行の長妻昭衆議院議員を招き、「生活者の立場に立った政治」をテーマに講話を行いました。

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 講話後、長妻代行と県連代表の青山大人衆院議員は、受講者からの質問に対し、解説を加えながら活発なディスカッションを行いました。

 長妻代行は講話で、党の基本となる価値観について、「私たちは、国・組織のために一人ひとりがいるという考え方ではなく、一人ひとりのために国・組織がある」という政治哲学のもとに政策形成をしている」と述べました。

 また現在、国会で審議されている来年度予算案について、「与野党逆転の中、部分修正なども行われているが、予算というものは本来、その政府の思想・哲学に基づいてつくられるべきものだ」との認識を示しました。

 さらに日本は、富裕層に有利な社会に変わってきているとして、「今の政治が続いていくと、得する人は得をし続け、損をする人は損をし続けることになる。社会を変革する一番の方法は、政権交代できる社会をつくっていくことだ」と訴えました。

 SNSで世論が形成される社会になってきているとの認識も示し、「アルゴリズムで一定の方向に操作されているようにも感じられ、大衆を支配層に有利な方向に誘導する危険性」も語りました。

 閉会後も、参加者が県連所属の自治体議員と意見交換をするなど、大盛況の後、政治塾1日目の日程が終了しました。

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