部落解放・人権政策確立要求中央実行委員会主催による第1次中央集会が5月22日、東京都内で開催され、各党の代表者が出席し、立憲民主党からは福山哲郎参議院議員(人権政策推進議員連盟顧問)があいさつに立ちました。
福山議員は、3月に亡くなられた「狭山事件」の石川一雄さんの長年にわたる苦難を振りかえり、故人の冥福と、石川さんの妻である石川早智子さんの第4次再審請求に向けた今後の活動へ声援を送りました。
また、昨年の通常国会で成立した情報流通プラットフォーム対処法についても「差別事象への規制は全く足りていない、一日も早く悲願である人権救済機関をつくり、包括的な差別禁止法を制定させられるように、超党派で成立に向けて汗をかいていきたい」と今後の活動への意気込みを示しました。
そして最後に、世界の各地で起こっている紛争による人権侵害や、喫緊の課題となっている同性婚、選択的夫婦別姓等の導入にふれながら「あらゆる多様性を認める政策を打ち出し、皆さまと差別の無い社会を目指していきたい」と述べ、部落差別をはじめとするあらゆる差別の撤廃を目指して今後も人権問題に向き合っていく強い決意を示しました。
