若者のための国家デザインコンテスト「未来国会2020」(主催・NPO法人ドットジェイピー)の決勝大会が27日午後にオンライン上で開催され、立憲民主党を代表して打越さく良参院議員がパネリストとして参加しました。今年は昨年までとは違い、コロナウイルス感染症の影響を考慮し、オンラインでの大会となりました。
「未来国会2020」決勝大会では、地区大会とウェブ予選に参加した全国508チーム1335名の中から勝ち抜いてきた4チームが10分間のプレゼンテーションを行い、それぞれが考案した政策について発表しました。
4チームのプレゼンの後、出場チームとパネリストによるディスカッションが行われ、参加チームの代表者との活気ある議論が行われました。
パネルディスカッションの後、今年はオンライン上での視聴者約200名による投票が行われ優勝チームが選ばれました。優勝チームは長崎大会を勝ち上がってきた「チームマスク」で、『フグに恋する5秒前』というテーマで、長崎県の水産業を盛り上げるために(1)食べて学ぶ日本の海の幸プロジェクト(2)人と海をゲームで繋ごうプロジェクト(3)水産業生き返りプロジェクト――の3点の企画で訴えました。
惜しくも決勝大会で優勝を逃したのは(1)香川大会優勝「チームすみっこぐらし」、『あなたの結婚叶えます―愛と勇気―』、LGBTについて正しい理解を深め30年後までに同性婚を完全導入する(2)岡山大会優勝「チームヨーロッパかぶれ」、『新しい生活のカタチ、―海洋都市―の提案』、海洋先進国を目指し、大型船を建造し、海上都市を建設する(3)東京大会優勝「チームDas Traum Luftschiff(ダストラウムルフトシフ)」、『今まで以上の安心と楽しさのために―夢の飛行船―』、飛行船を活用し、安心して暮らせる未来を創る――の3チーム。
最後の総評で打越さく良参院議員は、参加4チームに向け「紙で見るよりもプレゼンを伺う方が、みなさんの情熱が伝わってきて、順位をつけるのがもったいないなと感じました」と各チームをたたえました。最後に「国会は立法の他に行政監視という役割が大事なので、みなさんはこれを機に国会で何をやっているのか注目して、国会で『このようにしろ』などの声を上げていただきたい。国会は内と外が繋がっていて、国会議員も人なので応援していただけると、もっともっと頑張ろうという気になりますので、もっと声を上げていただきたい」と述べました。