海江田万里常任顧問は4日宮崎県入りし、新しい立憲民主党の宮崎県総支部連合会が設立して以後初となる、渡辺創宮崎県1区総支部長主催の『わたそうミーティング』に参加しました。海江田常任顧問は、渡辺総支部長が参院選挙に挑戦した2010年以来、選挙の応援や旧立憲民主党県連の設立総会など宮崎県に数多く足を運んできました。

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 集会のあいさつで海江田代表は、「7年8カ月の安倍政権、そして安倍政権を継承した菅政権の一番の問題は国会を無視すること。渡辺さんは、このまま県議会で活動をしていくこともできたが、宮崎のため、日本のために衆院議員に挑戦する決意をした。国会には新聞記者、宮崎県議の経験のある渡辺創さんのような人材が必要だ。衆院議員の任期満了まであと1年余りというなか、いつあるか分からない総選挙に備え、皆さんのご支援をお願いしたい」と呼びかけました。

 渡辺総支部長は、安倍政権の幕切れ、そして自民党総裁選を振り返りながら「岸田(文雄)さんや石破(茂)さんが、安倍政権の『修正』や『グレートリセット』が必要だと発言しているのを聞き、まだ自民党にも見所があると思った。だが結果はひたすら『継続』と唱えた菅さんの勝利。国会に均衡・せめぎ合いを作らなければ、不必要な国民分断や格差の是正は図れないと痛感した」と指摘。全国紙記者の経験、県議としての10年の歩みから「政治の役割は、国民が抱える多様な生きづらさに向かい合うことであると信じている」と述べ、「コロナ禍であらためて実感したが、どんな環境にあっても生き続けることができるという安心を国民は求めているし、その声に応えるのが政治の役割であるはずだ。にもかかわらず、新しい政権が国民に出そうとしている答えは行き過ぎた自助でしかない。国民生活を守ることを柱に据えた政治を取り戻そう」と力強く訴えました。

 集会は、入場者を定員の約半数に制限し、手指の消毒、マスク着用の徹底など新型コロナ対策を施した形で開催。集会の最後も飛沫の拡散を防ぐため、ガンバロウ三唱ではなく、三本締め。会場に響き渡る柏手(かしわで)で参加者全員の気持ちを高め合いました。