福山幹事長らは30日、国会内で農林水産省に勤務する組合員で構成される全農林労働組合(全農林)から「農林水産省の新規増員要求および所管独立行政法人運営費公費金、施設整備費補助金の満額確保とともに、独立行政法人における『効率化係数』の廃止」に関する要望書を受け取り、意見交換を行いました。

 冒頭、全農林の武藤委員長より「次年度の予算概算要求が、行政省から査定省に提出されている中、われわれ農水省は厳しい状況が続いている。お力添えをお願いしたい」とあいさつがありました。

 これを受けて福山幹事長は「食糧安全保障の確立や国土の保全に対し尽力されていることに感謝。これから予算の時期になり人勧の問題もあり日々連携させていただきたい」とあいさつしました。

 続いて全農林の渡辺書記長から「農林水産省は定員合理化計画の矢面に立たされており、全省庁から見ても最大の削減率となっている。高齢化もあり、組織の活力低下が大きな課題」と説明がなされ、新規増員の必要性についての訴えがありました。

 要請には近藤昭一・企業・団体交流委員長、矢上雅義農林水産部門長のほか、多くの議員が出席し、活発な意見交換がなされました。

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20201028全農林 要請書.pdf