立憲民主党の新型コロナウイルス感染症ワクチン接種に関する課題検討プロジェクトチーム(PT)が10日、国会内で第1回総会を開きました。

 冒頭のあいさつで、中島克仁PT座長は「言うまでもなく新型コロナウイルス感染症の感染拡大、長期化によって多くの国民のワクチンへの期待が高まっている。またその一方で、大規模接種の経験値がない遺伝子ワクチンに対する不安や懸念、さらには接種体制をとる各自治体の不安、加えて差別等さまざまな社会問題などがある」と述べました。15日にもPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)がワクチンに関する報告書をとりまとめ、薬事・食品衛生審議会で審査が始まり、来週早々にも承認されると伝えられていることに触れ、「PTとしては、ワクチンそのものの課題、接種体制の課題、さらには社会的課題とカテゴリーを分けて提言を出していければと思っている」と語りました。

 厚生労働省で新型コロナウイルスのワクチンの副反応の調査をおこなう研究班の代表をつとめる伊藤澄信・順天堂大学医学部臨床研究・治験センター臨床薬理学客員教授から新型コロナウイルスに対するワクチンの先行接種についておこなわれる重点的調査(コホート調査)、ワクチンの副反応の考え方についてヒアリングしました。

 また、PTの役員構成が次のとおり承認されました。

0210ワクチンPT役員構成.pdf

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