党青年局(局長:近藤和也衆院議員)は26日、泉健太政務調査会長に立憲ユース(学生部)や青年局主催のイベント参加者の意見を募って作成した政策提言書を手交し、意見交換会をおこないました。

 青年局所属自治体議員からの政策提言手交に続けておこなわれた若者からの政策提言手交には、オンラインを含めて5人の若者たちが参加しました。この政策提言書は立憲ユースや青年局主催のイベント「おしゃべり大学 2DAYS CAMP」に参加した若者がワークショップなどをおこない作成したもので、「わかもの身勝手ビジョン2021」と名付けられました。青年局から、青年局長代理の塩村あやか参院議員、同事務局長の西沢圭太都議会議員、同政策調査部長の田畑直子千葉市議会議員、同学生部長の須山たかし都議会議員が同席しました。

 参加した若者を代表して立憲ユースで代表を務める佐々木涼太さんが政策提言書の内容について説明しました。

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わかもの身勝手ビジョンの内容説明をする佐々木涼太さん(右)とメモを取る泉政調会長(左)

【わかもの身勝手ビジョン2021】

1.様々な人々が民主主義に当事者として参加できる社会
・被選挙権年齢を引き下げます。
・立候補休職制度を創設します。
・選挙関連事務の簡素化
・オンライン化を推進します。

2.ポストコロナの新しい教育のカタチ
・大学教育機関のデジタルトランスフォーメーションを促進します。
・リカレント教育のデジタルトランスフォーメーションにより、より多くの人々に学び直しの機会を提供します。

3.多様な価値観を認め合い、誰もが自分らしく生きられる共生社会
・ジェンダーギャップの解消を進めます。
・多様な働き方を推進し、安心して働ける環境を整備します。
・インクルーシブ防災を推進します。

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若者から多くの発言があり意見交換会は盛り上がりました

 また、その後の意見交換会では出席した若者から次のような意見が上がりました。

○投票率向上のため、被選挙権をさらに低年齢化することについてどう考えるか
○マジョリティーの声を反映するために党としてどのようにしているのか
○若者を弱者として、捉えた政策を。学生や社会に出たばかりの若者へのメンタルヘルスの支援が必要。
○ワークルールや金融、政治経済の教育が必要
○文化・科学分野発展のための財政的支援が必要ではないか
○大学やリカレント教育のデジタルトランスフォーメーション促進と対面の必要性について

 他にもさまざまな意見が出て、限られた時間でしたが活発な意見交換会となりました。

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塩村参院議員

 泉政調会長は「今日提出された政策提言は若者の皆さまの視点でつくられた貴重なものなので、ぜひ党内で共有していきたい」と述べ、「選挙権のある若者だけではなく、選挙権のない若者からの意見を反映できる政党になりたいので、青年局にもその方々からの意見や声を聞いて、党にも伝えてほしい」と求めました。最後には参加した若者たちへ感謝の言葉を述べ会を締めくくりました。

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若者たちと意見を交わす泉政調会長

わかもの身勝手ビジョン2021.pdf