小川淳也幹事長は3月22日、NPO法人ドットジェイピーが主催する「未来自治体全国大会2025」決勝大会へゲストとして参加しました。
本大会は「『30年後の日本一住みたいまちを決めるコンテスト』として開催され、若者が30年後の自分たちのまちのビジョンを思い描き、そのビジョンを実現するための10年後の政策と現実的な予算案を考える」(未来自治体全国大会2025 HPより引用)コンテストです。
全国決勝大会では、全国の各地方決勝大会と全国準決勝大会を勝ち進んだ「チームエコ・パートナーズ」(福井)、「チーム中田飯店」(大阪)、「チームならスピリッツ」(関西NPO)、「チームますみ家」(長崎)(発表順)の4チームによるプレゼンテーションが行われました。
各チームのプレゼンテーションに続いて各チームの代表とゲストによるディスカッションが行われ、これらの発表を踏まえて約200名の観覧者である若者が投票をし、優勝チームが決定しました。
優勝したのは「チーム中田飯店」(大阪)。30年後はAIが確実に社会を変えているが、特に教育分野では課題があるとし、日本の子供の精神的幸福度は先進国中37位と下位であり、将来の夢を持つ子どもが少なく、教育格差が広がっている背景があると指摘しました。そこで「一番夢を応援する街、伊丹」をテーマに、AIを活用した教育・福祉・行政改革を予算の確保とともに提案し、「技術」と「もったいない」をかけ合わせた持続可能な30年後の未来を描きました。
最後に総評に立った小川幹事長は「10代、20代の皆さんがこうして政治や社会に関わることを議論している姿そのものが希望」だとし、「この希望をより一層広いものにしていかなければいけない」と力を込めました。