9日午後、神奈川県内を遊説している枝野代表は相模原市を訪れ、橋本駅前で次期衆院選に初挑戦する長友よしひろ(ながとも・よしひろ)14区総支部長とともに街頭演説をおこないました。
共働きの両親、祖父母に代わって、明治生まれのひいおばあさんに育てられたという長友総支部長は、「お国のために働け」「お天道様はいつも見ている」と言われた子ども時代を振り返りました。その言葉がどこかに残っていたと明かし、「この国が未来のために、そして何よりも子どもたちの将来のために全力で取り組まなければ、今やらなければ、この国は駄目になってしまう」との思いから国政へのチャレンジを決意したと語りました。
目指す社会の方向性については「一人ひとりの個性が尊重されて、さまざまな選択肢がある。分断や対立ではなく、お互いを尊重し合いながら、対話と協調を繰り返して物事を前に進めていく」「未来ある子どもたち、若者が将来に対して希望を感じられるような政治。誰もが自分らしく活躍できるような環境。これをつくっていくべき」と訴えました。
長友総支部長の演説を隣で聞いていた枝野代表は、「強い思いを持って、皆さんに訴えていた。高い理想と志をかかげ、県会議員として、今の政治に届いていない、総理大臣や関係大臣が見えていない草の根の暮らしの声に寄り添った活動をしてきたのが長友よしひろさんだ」と太鼓判を押しました。「命と暮らしを守る危機管理のできる政府をつくるために長友よしひろの力が必要だ」と集まった聴衆の皆さんに呼びかけました。東日本大震災の危機管理を担った立場から、「今こそ、あの経験と教訓を生かし、危機にしっかりと対応し、命と暮らしを守る政府をぜひつくらせてもらいたい」と強く訴え、演説を締めくくりました。