泉健太代表は4日、福岡県連定期大会に出席。その後、連合福岡と意見交換をおこないました。泉代表として地域での初の党務となります。

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 大会の冒頭、県連の新代表に就任した城井崇衆院議員があいさつ。山内康一・前県連代表に「一番苦しい時をともに過ごし、一番つらい役をこらえて頑張ってくださった」とお礼を述べたのち、10月におこなわれた総選挙の結果、そして党の新代表選出の経緯を説明。そして「ここから、県連の活動を活発にし、進化していきたい。そのためには、誰かが頑張って、誰かが様子見をしているようでは始まらない。厳しい時だからこそ、各々が持つ思いや力をぜひ、寄せていただき、束ねさせていただいて、そして福岡県連総掛かりで日本の改革、福岡県の改革を成し遂げていく大きなのろしを皆さまとともに上げていきたい」と訴えました。

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 泉代表はまず、党代表選の討論会を福岡で開催した際に県連には多大な協力をいただいたと感謝の意を示しました。そして執行役員を男女それぞれ6名で構成することを週明け月曜に決定する予定だと表明しました。

 次に総選挙を振り返り、福岡では5区と10区の小選挙区当選、2区での比例復活で3議席を獲得する一方で、政権政策に盛り込み本来は重点政策として注目をあつめるはずだった住宅手当は、山内康一前議員が党内で一番取り組んできたものであったと紹介。「その山内議員を失うという、大変申し訳ない結果になってしまった」と語りました。

 そして、「福岡では比例で40万票以上、選挙区で60万票以上の支援をいただいたことは間違いありません。」「政策や理念に間違いはない。堂々とわれわれが掲げてきた立憲主義、多様性の尊重、共生社会、この路線を明確にこれからも掲げながら、それを具体的に政策に落とし込み、実際に皆さんとともに行動してまいりたい」と訴えました。

 さらに、入国規制について立憲民主党は10日間待機と3回のPCR検査をおこなうよう具体的に提案をしていることや、文書通信交通滞在費についても日割り計算し、国庫返納を可能とする規定を設けること、使途を明確にし議長に対し報告・公開する仕組みを考えていると語り、原油高を受けたトリガー条項の解除についても取りまとめ法案提出を考えているとして、こうした例を挙げ「上からの経済再生ではなく、国民の皆さまに届くか届かないか分からないような経済政策ではなく、まさに草の根からの経済再生、国民生活からの経済再生を皆さまとやっていきたい」と訴えました。

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 県連大会には、服部誠太郎福岡県知事、藤田桂三連合福岡会長も出席しあいさつをおこないました。

あいさつする服部誠太郎福岡県知事
あいさつする服部誠太郎福岡県知事
あいさつする藤田桂三連合福岡会長
あいさつする藤田桂三連合福岡会長
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 また、大会後には連合福岡との意見交換をおこないました。

意見交換会であいさつする泉代表
意見交換会であいさつする泉代表