立憲民主党つながる本部(本部長:泉健太代表)は20日夕、新体制下で第1回目(通算4回目)となる役員会を都道府県連つながる本部長とオンラインでつなぎ開催しました。会議では、これまでの活動を振り返るとともに、今後の取り組みについて意見を交わしました(写真上は、オンラインであいさつする泉代表)。

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 冒頭、泉本部長はあいさつで、つながる本部は他の政党にはない注目すべき取り組みであるとした上で、「『国民の日常の暮らしや働く現場と政治をつなげる活動』は当たり前だと思いがちだが、当たり前のことに真剣に取り組んでいるか常日頃から意識することが重要。一人の困っている方を助けることが全国で同じように困っている方を助けることにつながる。その意味でも、つながる本部を活用し社会課題の解決にまい進していきたい」と述べました。

 これまで党の国民運動局が担っていた街頭演説について、今後はつながる本部の取り組みと位置づけ、青空対話集会もつながる本部が担い、全国各地で党に所属する誰もが開催できるよう発展させたいと今後の抱負を語りました。

 続いて、田名部匡代本部長代行から、つながる本部の位置づけと取り組みの方向性について報告がありました。
 宮沢由佳副本部長はこれまでの活動として、イベントを通じた障がい者団体やNPO団体との交流や、映画『子どもたちをよろしく』の上映会、夜間中学に関する取り組みなどについて説明がありました。
 石川県連つながる本部長の喜成清恵金沢市議は、(1)労働者協同組合法を活用した地域づくり(2)夜間中学の設置に向けた取り組み――について報告し、継続案件として取り組む意向が示されました。
 早稲田ゆき事務局長からは、例年実施予定の案件として、(1)省庁担当者から直接NPO関連予算の説明を聞き質疑ができる「NPO関連予算公開ヒアリング」(2)障がい・難病PTと共催する障がいや難病と共に生きる皆さんと取り組むイベント「障がい者ヒアリング」――について報告がありました。

 新たな取り組みとして、重徳和彦筆頭副本部長から「りっけん青空対話集会」について、田名部本部長代行からは募金活動について検討している旨の説明がありました。

 意見交換後、泉本部長は全ての党所属議員がつながる本部の構成員であり、誰が上でも下でもなく、皆で一緒に頑張っていきたいと語りました。

■「つながる本部」役員体制

本部長    泉  健太(代表・衆院議員)
本部長代行  田名部匡代(参院議員)
副本部長   重徳 和彦(衆院議員)
       小山 展弘(衆院議員)
       金子 恵美(衆院議員)
       青山 大人(衆院議員)
       宮沢 由佳(参院議員)
事務総長   緑川 貴士(衆院議員)
事務総長代行 伊藤 俊輔(衆院議員)
事務局長   早稲田ゆき(衆院議員)
事務局次長  岸 真紀子(参院議員)
       堤 かなめ(衆院議員)
       渡辺  創(衆院議員)