立憲民主党は3月9日、夏の参院選挙に向けて女性候補者支援チーム会議の初会合を国会内で開きました。同支援チームは世界女性デーの8日に設立、活動方針にも掲げた、参院選挙の女性候補者5割を目指すべく、党として人的・資金的な資金を行っていくものです。

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 同チームリーダーで、ジェンダー平等推進本部長代行の岡本あき子衆院議員はあいさつのなかで、泉健太代表のもと、新体制では意思決定の場である執行役員会メンバーの5割が女性となり、その重要性を認識し実践していると強調。党として参院選挙での「女性候補5割」を掲げるなか(現在53.15%)、同支援チームはこの女性候補者全員の当選を果たすことが目標だと述べました。支援メニューについては、主に選挙区の女性新人候補者を対象にした、(1)選挙経験者や実務担当者の紹介など人的支援(2)現職国会議員によるメンター制度(3)子育てや介護、障がい、疾病があり援助を必要とする親族等の世話を候補者自身が行っている場合の支援「ケアラー支援制度」(4)ハラスメント、メンタルケアへの対応――等、人的・資金的な支援を行っていくとして、「ぜひ力を注いでいただきたい」と協力を呼びかけました。

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 参院選挙の候補予定者(北海道選挙区)でもあるジェンダー平等推進本部長の徳永エリ参院議員は、昨年の衆院選挙では、ジェンダー平等推進本部の有志のメンバーで女性の候補者からのさまざまな相談を受けてきたとして、今回党として支援チームが立ち上がったことに「候補者にとってはとても心強いと思う」と発言。選対と同本部とで連携をし、候補者が戦いやすい環境を作ることができるように頑張っていきたいとあいさつしました。

 会議では、衆院選挙後のヒアリングなどを通じて明らかになった新人女性候補者が抱える主な課題を踏まえ、支援メニューやサポート体制の在り方について意見を交わしました。支援チームでは、今後選挙対策委員会をはじめ各部局や地方組織と連携しながら、支援体制を整え、具体的な活動を進めていく予定です。

■「女性候補者支援チーム」体制  ※3月9日時点

・リーダー    岡本あき子(衆院議員)
・リーダー代行  金子恵美(衆院議員)
・事務局長    桜井周(衆院議員)
・事務局次長   石垣のりこ(参院議員)
        打越さく良(参院議員)
                   塩村あやか(参院議員)
・顧問      篠原孝(衆院議員)
            阿部知子(衆院議員)