田名部匡代(たなぶ・まさよ)参院議員の「後援会・党員・サポーター・自治体議員団集会」が3月20日、青森県八戸市内で開催され、泉健太代表が出席しました。

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 田名部議員は、泉代表のもとで、「立憲民主党をもっともっと大きいものにしていきたい」と訴え、「自民党に変わり得る選択肢を示したい」と決意を述べました。その理由は、「競い合う勢力があってこそ、政治に緊張が生まれ、政策をぶつけ合うことこそ、より広く国民の皆さんのためになる」からだと述べました。その上で、3月2日の参院予算委員会での自身の質疑に触れつつ、コロナ禍で疲弊している「地元・青森の経済を立て直したい」と述べ、「青森県内で唯一の女性の国会議員として国政に声を届けたい」と力を込めました。

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 泉代表は、田名部参院議員について、「農業政策に精通し、『全幅の信頼』を寄せています」と述べ、地域に不可欠な政治家である点を強調しました。また、3月16日の地震にも関連して、「環境デューデリジェンス」(環境面のリスクを考慮した取引や意思決定など)を考慮し、「既得権益にがんじがらめになっている自民党にはできない、省エネ・再エネといった新しい分野にしっかりと投資をしていきたい」と述べました。その上で、立憲民主党は「大都市一極集中」ではなく、「地方を大事にしていく」政党だとして、リモートワークやオンライン教育なども活用しつつ、「地元・地域で暮らしていける・役立つ施策」に取り組んでいきたいと訴えました。

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 田名部議員の集会後、青森市内で青森県連大会が開催されました。あいさつで泉代表は冒頭、衆院の総支部長として升田世喜男(ますた・せきお)さん、高畑紀子(たかはた・のりこ)さんを党本部で決定したことを報告しました。

 また泉代表は、田名部参院議員から「いつも地域の衰退への対策を立憲民主党は講じるべき」と強い求めがあることを紹介し、「食料の安全保障」についても党として問題意識をもって取り組んでいく決意を語りました。さらに、「岸田総理に代わったとは言え、この10年間の自民党の政治の中で続いた、不公平な行政、口利き行政、お友達政治が、まだまだ残っている」として、「立憲民主党は権力を正しく行使する、しかも国民目線で行使をする政治集団である」と訴えました。

 大会後、泉代表は記者団に対し、「国政で女性議員が増えるということが極めて大事だ。一人でも多くの女性の方に立候補をして頂ける環境をつくり、党の支援を強化していきたい」と述べました。

 また、田名部参院議員について「農林水産業、地域振興では、国会でも有名な存在となっており、この政策力を是非活かして、立憲民主党も進める地域振興や農林水産業の振興についてリーダーシップを発揮してもらいたい」と期待を寄せました。

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