党石川県総支部連合会は4月3日、金沢市内で街頭演説会を行い、泉健太代表を先頭に、4月7日告示の参院石川補選に立候補予定の、おやまだ経子候補予定者、近藤和也衆院議員(県連代表)らが立憲民主党の掲げる政策などを訴えました。
おやまだ候補予定者は、「日本は男女格差社会で、指数でみると世界156カ国中で120位。先進国では最低レベルだ」と述べたうえで、「だからこそ女性の国会議員を増やさなくてはならない。女性の国会議員が増えると政策が変わる。そして女性の社会進出が増えることで男性も生きやすくなる。子どもたちも生きやすくなる」と強調し、男女格差解消の実現のため、いっそうの支援を求めました。
泉健太代表は、子ども子育て政策について、「自民党がぜんぜん子育て支援に目を向けていなかったころ、かつての民主党時代にチルドレンファーストという考え方を私たちは訴えた。これはおやまださんの訴えているものとも一致する」と述べ、政策実現への理解を求めました。
近藤議員は、「選挙のたびに1万人ずつ有権者が減っていく。特定の政党が、特定の力のある人だけが自分たちの利権を守って、普通の人、弱い人の暮らしを守られいるのか」と指摘し、「立憲民主党とともに大事な人を守っていこう」と訴えました。
演説会終了後、記者団から石川県訪問について問われ、「岸田政権が地方のため、生活のための政策を打っているとは思えない。地方再生のために、おやまださんを先頭にがんばっていきたい」と強調しました。
政権発足からまもなく半年となる岸田政権の評価を聞かれ、「政策が二転三転している」と指摘したうえで、「クーポン券、令和版所得倍増、金融所得課税、そして5千円給付と、『出しては引っ込める』を繰り返している。こういう優柔不断が今の政治を遅らせている」と、厳しく評価しました。