立憲民主党は6月11日、埼玉県の新越谷駅でりっけん青空対話集会を開催し、泉健太代表、高木まり参院選公認候補予定者、山川百合子埼玉県第3区総支部長らが参加しました。

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 泉代表は「選挙は、政党と政党の戦いではなく、皆さんの生活のための戦い。日本の将来のための戦い」と述べ、立憲民主党が掲げる「生活安全保障」について、「生活と安全保障を結びつけることが今ほど大事な時はない」と訴えました。

 泉代表は、価格があがる品目は1万を超え、賃金よりも物価の上がり幅の方が大きいこと、国民年金は月額280円強、厚生年金は1000円下がったことを指摘し、「それでも自民党は何もしない無策だ」と批判しました。立憲民主党は、低年金に一定額を上乗せする制度、消費税を時限的に5%に引き下げること等、具体策を提案していると訴えました。

 さらに泉代表は、立憲民主党が掲げる「教育の無償化」について、「せっかく大学に行っても、奨学金を支払いながら勉強すると卒業するころには200万~300万円の借金を背負うことになる。あらためて日本の競争力を取り戻すために人材育成しなければならない」と強く訴えました。「諦めてはだめ。国民の側から教育の無償化が必要、政治がやるべきだという声をあげてほしい」と語りました。

 高木候補予定者は、物価高騰の中、国民の生活は厳しくなっていると指摘し、「政府はやれることがあるのにやらない。こんなことを許してはいけない」と批判し、今必要な2つのこととして、「未来に向けて人と技術にしっかり投資をしていく」「足元の暮らしの安心」をあげました。

 「学びたいことがあっても経済的理由で諦める、教育にお金がかかるからと子どもを諦める人もいる。学びたい子は学べるように、大学の授業料の無償化をしていく。少し芽が出るまでに時間がかかるかもしれない技術に対しても投資をしていく。種を植えて、育てていきたい。」と語りました。

 また「年金、医療、介護、保育等、長い人生に、もしもの時に必要となるサービスを安心して受けられる体制を作り、暮らしの安心を守りたい」と述べました。

 「皆さんが声をあげたら動く政治であるべき。暮らしの現場から声をあげていただき」と訴えました。

 

 参加者からは、安倍総理の日銀は政府の子会社との発言について質問があり、泉代表は、「日銀は政府から独立していなければならない。日銀が打ち出の小づちになってしまうと、日本は世界から信頼を得られなくなる。改めるべきだ」と述べました。


 立憲民主党の改革に対する姿勢についても問われました。泉代表は、「教育の無償化は大きな改革の一つ、皆さんの生活を守ることが大事な改革だ」と述べました。

 子ども問題をどう考えるかとの質問も出ました。泉代表は、「古くからチルドレンファーストを訴えてきた。どのような環境に生まれても同じスタートラインに立てるように、社会全体で子どもの育ちを支えるのが立憲民主党のスタンスと説明しました。

りっけん #青空対話集会 でのやり取り全編はこちらから→ 配信URL:https://youtu.be/CtpiXTCR5_w