小川淳也政務調査会長は6月20日、滋賀県米原市、彦根市、長浜市を訪れ、田島一成候補予定者らと街頭演説を行いました。
28歳で彦根市議に当選し、以後市議会議員2期、県議会議員1期を務めたのち衆院議員4期、環境副大臣も務めた田島一成候補予定者は、円安物価高が厳しい状況であるとの認識を示し、「お店で消費税の価格転嫁をできるところは良いが、それができずに苦労している経営者から悲鳴を聞いている。なぜ政府は手を打とうとしないのか」と政府の対応へ疑問を示しました。「皆さん、黙っていたら政治は何も変わらない」と述べる田島候補予定者は、声をあげて政治を変えていくことを聴衆に訴えました。
小川政調会長は田島候補予定者について、「いろいろな政策、環境政策に詳しいのはもちろんですが、とにかくお人柄なんです」と紹介。「国会で随一の本当に信用のおける裏表のない、誠実な先輩だ」と述べました。
物価の上昇について小川政調会長は、「全国総合消費者物価指数は前年同月比2.5%上がり、実質賃金は前年比マイナス1.2%だから、物価が上がるたびに生活は苦しくなっている」と指摘。年金も6月支給分からマイナス0.4%となったことに触れ、「これでは、安心して豊かに満足して生きていけるはずがない」と強調しました。また、「国防の問題は大事。しっかり着実にやりたい」と述べながらも、核共有や敵基地攻撃は周辺国との緊張を高めると指摘。「防衛費を2倍にするくらいならば子育て予算にあて、若い人の授業料を無償化しようじゃありませんか。十分な奨学金、切り下げなくていい基礎年金、農業の所得補償、こういうものにこそ優先的に予算をふり分けよう」と呼びかけました。