参院神奈川県選挙区で立憲民主党公認で立候補している水野もとこ候補は7月4日、JR保土ケ谷駅西口で街頭演説を行い、泉健太代表とともに支持を訴えました。
この中で水野候補は、「私は宇宙機関JAXAで働いてきた中で、たくさんの政治・行政の課題を見てきた。今、宇宙技術は残念ながら中国にも抜かれ、もうインドにも抜かれそうな状況だ。いい技術があり頑張る人がいるのに産業の競争力につながらない。これを本当に悔しく思い、私はこれを変えたいと思うようになった。そして2人の子どもを育てながら働く母でもある。本当にたくさん悩んだ。なぜ少子高齢化と言われて長いのに、子育てをしながら、あるいは介護をしながら皆苦しんでいるのだろう。この生きづらい社会をなんとかしなければならない。そして最後に、ウクライナの問題で決定的におかしいと思うようになった。なぜ戦争というものがこんなにも簡単に始まるのか。日本の未来、子どもたちが戦争に巻き込まれない社会をつくらなければならないと思った。2カ月前に公認をいただいて必死で走ってきた。立憲民主党、そして私は、特に女性の仲間とともに、生活を守る政治を、女性が声を上げていくことが大事だ」などと話し、さらなる支持を訴えました。
泉代表は、「昨年の総選挙から野党の状況ががらっと変わったが、立憲民主党は立憲民主党としての政策の機軸、筋を持って、まっとうな政治を貫いていく。その一つが『生活者目線』だ。円安は確かに日本全体で言えばプラスの側面もマイナスの側面もある。しかし円安は日本経済にプラスだと言い切った日銀総裁は間違いなく円安でもうける企業の方を向いている。一方、皆さんの懐、お財布、年金、貯金、家計から生活者目線で見たときに、円安の最たる副作用は物価高だ。岸田さんは『アメリカより大したことはない』と言うが、アメリカは給料も上がっている。日本は給料も年金も下がっている。大変けしからん話だ。私たち立憲民主党は今、具体的な提案・対案を出してこの参院選を戦っている。一つは年金の皆さんへの追加給付。もう一つは消費税の引き下げ。可処分所得を上げ、経済を回すことのできる実にまっとうな経済政策だ」と立憲民主党が掲げる物価高対策の重要性をあらためて強調。「私たち立憲民主党は生活者目線で、おかしな政治は許さないという視点で、これからも言うべきことを言い、自民党としっかりと戦って庶民目線の政治を実現する」と決意を述べ、立憲民主党と水野候補への支持を呼びかけました。
演説会の前段では、阿部知子、青柳陽一郎の両衆議院議員、牧山ひろえ参議院議員、今期で勇退する真山勇一参議院議員や県内の自治体議員も交代でマイクを握って水野候補を応援しました。