泉健太代表は10月18日、訪日中のウクライナ最高議会(国会)の与野党議員5人の表敬訪問を党本部で受けました。面談には、セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使、神戸学院大学の岡部芳彦教授、党側から西村智奈美代表代行、長妻昭政務調査会長、篠原豪ネクスト安全保障副大臣、国際局の源馬謙太郎局長、鈴木庸介副局長が同席しました。
日本・ウクライナ友好議連の副会長を務める泉代表は、厳しい状況が続くなか訪日した議員団を歓迎し、「ウクライナの領土が取り戻され、平和が回復されることを望んでいる」とあいさつしました。立憲民主党が、駐日ウクライナ大使館と連携を取りながら物資をウクライナ本国に送るための支援、ウクライナ避難民支援の募金活動を行ってきたことを紹介し、「これからも皆さまと力を合わせて平和が訪れる日まで支援していきたい」と表明しました。
ウクライナ・日本友好議員連盟共同会長のハリーナ・ミハイリューク議員は、日本からのウクライナへの支援について謝辞を述べた上で、「自由と民主主義のためにわれわれの命という高い代償を払わざるを得ない」状況になっていると訴えました。また、ロシアからの攻撃で発電所等の社会インフラや、約2万4000キロにわたる道路が破壊され、およそ25万人が住宅を失い、今もなお夜間の大規模住宅への攻撃が続いている壮絶な状況について説明しました。そして、日本にはアジアの民主的なリーダーとして戦後の復興に尽力してほしいと要請しました。
面談ではほかに、インフラ施設の復旧に必要な資材・部品の提供、原発への攻撃と占拠による状況、女性や子どもの被害、戦争犯罪・人権被害の捜査、日本に期待される復興支援の内容等が話題に上がりました。