ジェンダー平等が日本でなかなか進まなかった理由の一つとして、保守派の国会議員・地方自治体議員が旧統一教会系などの宗教右派団体と連携しながら、選択的夫婦別姓、性教育、男女共同参画、LGBTの権利擁護などへの反対運動を展開してきたことが注目されています。こうした運動は、1990年代後半から起こり「バックラッシュ(揺り戻し)」とも呼ばれてきました。

 次回の「りっけん女性塾オンライン・トーク」では、「バックラッシュ」やそれ以降の動きについて調査・研究をしてきた斉藤正美さんをゲストにお迎えし、
 1)「バックラッシュ」での攻撃は何を対象にしたのか
 2)何が争点になったのか
 3)「バックラッシャー」とはだれなのか
 4)「バックラッシュ」の影響とその後の政治
についてお話をうかがい、そこからの巻き返しについて議論をします。

 ぜひご参加ください。

     記
日時 2022年12月2日(金)20:00⁻21:00
形式 YouTubeライブ
配信URL  https://www.youtube.com/watch?v=rTelAiAAIM4
ゲスト  斉藤正美(富山大学非常勤講師)
聞き手  辻元清美 参議院議員、立憲民主党ジェンダー平等推進本部副本部長
     打越さく良 参議院議員、立憲民主党ジェンダー平等推進本部副事務局長

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ゲストプロフィール
斉藤正美(さいとう・まさみ)

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富山大学非常勤講師。専門はフェミニズム・社会運動研究、メディア研究。

主な共著に『社会運動の戸惑いーーフェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』、『徹底検証 日本の右傾化』、『まぼろしの「日本的家族」』、今国会の審議に間に合うように緊急出版された『宗教2世』など。月刊誌「世界」202212月号に、「自民党と宗教右派の結託が阻んできたものー性と家族をめぐる政策の四半世紀」を寄稿。

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