立憲民主党は2月28日、国会内で第69回常任幹事会を開きました。
 冒頭であいさつに立った泉健太代表は、衆院での2023年度予算案の審議を振り返り、立憲民主党は防衛、賃上げ、子ども子育て政策等の問題を取りあげて質疑に臨んだと語り、しかし政府の答弁は明確でないことばかりだったと指摘しました。防衛予算の内訳も不透明な説明に終わり、子育て予算の中身もまったく明らかになっていないと述べ、「しかし倍増という言葉だけが踊っている」点を問題視しました。「国民からしてみれば賃上げも、子ども予算も先行きが見えない、そしてこの国の安全保障がどうなるのかもわからない、その意味では不安そのものが倍増しているような、そんな政府の答弁だった」と語りました。そのうえで「引き続き参議院の質疑で国民の皆さまに届けるべき情報をしっかりと届け、政策への理解を深めていくとともに賃上げを実現していく。そして子ども予算を充実させてこの国の持続可能性を高めていく」と述べ、衆院での質疑の成果を引き継いで参院での論戦に臨んでいくと力をこめ、「国民の皆さんにわれわれの考え方を伝え、統一地方選挙やさまざまな選挙で皆さまと一緒に勝利を勝ち取ってまいりましょう」と呼びかけました。

2.報告・承認事項
<幹事長>
 岡田克也幹事長は衆院千葉5区補選等の取り組みなどについて報告しました。
<政務調査会長>
 長妻昭政調会長は『次の内閣』閣議(第18回第19回)審査事項について報告しました。
<組織委員長>
 森本真治組織委員長は総支部長の異動について報告し、承認されました。
20230228_第69回常任幹事会_組織委員会報告.pdf

3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
 大串博志選挙対策委員長は(1)2023年統一地方自治体選挙に向けた公認・推薦(2)2023年統一地方自治体選挙に向けた公認辞退(3)岩手県議会議員選挙に向けた公認・推薦(4)第50回衆議院選挙における公認内定の辞退――等について提示し、協議のうえ議決しました。
 また、中間選挙等の結果について書面報告がありました。
2023022802 第69回常任幹事会 選挙対策委員会資料.pdf

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