立憲民主党は3月28日、国会内で第71回常任幹事会を開催しました。
冒頭のあいさつに立った泉健太代表は、2023年度予算成立を踏まえ、「この予算を見てもわかる通り、防衛費が26%増え、しかし、あれだけ騒がれた子ども予算はたった2.6%しか増えない。そして食料安全保障が大事なときに、農業予算、農林水産省予算は0.4%減り、経済産業省予算も減っています。防衛費が突出した予算であるということです。国民の生活をもっともっと大事にしなければならない」と指摘しました。また、予備費の位置づけについても問題視し、「これだけ巨額の予備費を積み、そして国会の議論なく、予備費の使い道をまたしても選挙直前に決めていく。こういうやり方は議会制民主主義に反する、財政民主主義に反するということ」だと述べ、自民党議員はなぜ怒りをもって受け止めないのかと語りました。
そのうえで、「来たるべき衆院・参議院補欠選挙、そして統一地方選挙に向かってわれわれはしっかり勝ち抜いていかなければなりません。国民の皆さまの声を聞いて、その声を受けて、もっと生活優先の政治にしてまいりましょう」と呼びかけました。
2.報告・承認事項
<組織委員長>
森本真治組織委員長は(1)総支部の異動(名称変更)(2)行政区支部の設立(3)2023年度党員・協力党員拡大の取り組み――等について報告し、承認されました。
20230328_第71回常任幹事会_組織委員会報告.pdf
<政務調査会長>
長妻昭政務調査会長は『次の内閣』閣議(第23回、第24回)審査事項について報告しました。
3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
大串博志選挙対策委員長は(1)2023年統一地方自治体選挙に向けた推薦(2)2023年統一地方自治体選挙に向けた公認・推薦辞退(3)福島県議会議員選挙に向けた公認――等を提示し、協議・議決しました。