岡山県の岡山市と津山市で9月2日、はたともこ岡山3区総支部長を中心に、全国女性キャラバンの街頭演説会と意見交換会が開催され、西村智奈美代表代行/ジェンダー平等推進本部長と宮口治子参院議員が駆けつけました。

 地元からは、女性議員ゼロ状態を破り4月の統一地方選でトップ当選を果たした、川上智美岡山市議会議員(南区)、国友彩葉岡山市議会議員(中区)、そして小原なおみ岡山県議会議員が参加しました。

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 はたともこ総支部長は、「給与や年金が少しは上がっても、物価高に追い付いていない。今どこに投資をするかが問われているが、きめ細やかな女性の視点でしっかり地域と人に投資をし、日本全体の経済を元気にしていきたい」「政治は生活そのもの。女性議員を増やし、女性の声を届け、日本に生まれてよかったと思える社会をつくりたい」と元気に語りました。また、「水分補給と同時に、バナナなどカリウムのある食品をしっかり摂取し、足がつるのを予防してください」と、薬剤師/ケアマネージャーとしての心配りもみせました。

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 西村議員は、「『女が政治やって何ができるんだ?』とバカにしないで。今国会でDV防止法ができたが、これは参議院議員で超党派の女性の議員が連携してつくった。男性議員ばかりだったらできなかった法律。女性だけでなく、男性も対象になっている。女性にとって住みよい社会は、誰にとっても暮らしやすい社会。そんな社会づくりのために、女性の皆さんも勇気を出して、一緒に一歩踏み出していただきたい」と訴えました。

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 宮口議員は、「自分が参議院議員に立候補したとき、『子供に障がいがあるのに政治なんて。子どものそばにいてあげなさい』と多くの人に言われた。しかし、そういう子どもを預けて仕事ができる社会のしくみを自分が作らなければと思い、当事者として立候補した。政治は遠いものではなく、とても近いもの。無関心であっても無関係ではいられない。一緒に政治を変えていこう」と呼びかけました。

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 国友市議は、「昨年の今頃、政治は遠い存在だった。一度議会に足を運ぶ機会があり、7か月の子どもを連れて行ったところ、子どもは入れないと言われた。『それで女性の声は届くのだろうか』と強く感じ、政治家をめざした。男性が語る子育て支援だけではなく、女性の視点を取り入れた子育て支援を進めたい」と語りました。

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 川上市議は、「南区で、岡山が政令市になって以来初めての女性議員に押し上げていただいた。女性の声を届けてほしいという切実な声を伺ってきたので、光が当たりにくい声をしっかり拾っていきたい」と決意を新たにしました。

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 小原県議は、これからは女性の時代、人口の半分いる女性をもっと政治の場に送り込もうと語りました。

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 街宣の合間に、支援者との意見交換会が行われました。
 女性議員ゼロ状態から女性3名トップ当選への飛躍を生んだ支援者たちからは、「地方では潮目が変わってきたのを感じる。国も変わってほしい」と、複数の声があがりました。一方で、千人規模の集会で女性登壇者が一人しかいなかったり、都道府県連の役員に女性がいない場合があるなど、取り組むべき課題も語られました。

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 故・江田五月元参議院議長夫人の江田京子さんは、「当選後の女性議員が元気で前を向いていけるよう応援を続け、また選挙区の垣根を越えて応援し合えるような体制をつくっていきたい」と語ったうえで、福島復興税の軍事費転用や殺傷武器輸出の検討は家庭の主婦として許せない、女性の声でどうにかしなくては、と言葉を強めました。

 会では、非正規・シングルの女性の老後、企業や政治における女性役員の割合、主権者教育・ジェンダー教育の重要性などについて、活発な意見交換がなされました。

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