愛知県小牧市で9月21日、松田イサオ愛知16区総支部長を中心に、全国女性キャラバンの街頭演説会が行われ、西村智奈美代表代行・ジェンダー平等推進本部長、田島麻衣子参院議員のほか、多数の自治体議員が駆けつけました。

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 松田イサオ総支部長は、議会にもっと女性を送り込み、企業や市役所などの部長級に女性をもっと登用していこうとアピールしたうえで、「日本は本当に世界から遅れをとっている。いいものを世界から取り入れ、日本人がもっと世界で活躍できるために、人材育成の充実を進め、安心して暮らせる社会をつくりたい」と力を込めました。

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 西村代表代行は冒頭、副大臣・政務官人事で54名中女性がゼロだったことに言及。「女性の賃金が低い理由として、高い役職に女性が少ないことが挙げられるが、高い役職を得るためのトレーニングの機会が女性には与えられていない。これは経済界だけでなく、政治の中でもそういうことがある」と、改善の必要性を訴えました。

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 田島麻衣子参院議員は、息子が泣いたときに「男の子なんだからしっかりしなさい」とは言わないようにしている、『男の子だから』と肩の荷を重くすることはない」と述べました。さらにフランスの女性作家ボーヴォワールの「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」という言葉を引用し、「らしさ」に縛られない社会をつくろうと訴えました。

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 4年前に25歳で初当選した諸岡えみ小牧市議会議員は、「若い世代の政治参加を促進するための期日前投票所の増設、ワクチン接種時の託児支援、保育園での使用済みおむつの園内処分化など、若い世代や女性からお寄せいただいた声をいくつか形にすることができ、心から感謝している。『この街に住んでいて良かった』と思える環境づくりに、引き続き精一杯取り組んでいきたい」と語りました。

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 やた貝まさのり小牧市議会議員は、「極真空手を20年以上教えている。すぐに泣いてしまうのは男の子で、女の子は痛いパンチを食らっても泣かない。女性は本来強い」。「女性はおしとやかに、男性の後ろを歩かなければならない」という風潮があったが、女性の活躍を男性が後ろから支えることがあってもいい。お互いの良さを生かし、タッグを組んでいい小牧市をつくろう」と語りました。

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 さくの桂子豊山町議会議員は、「政治にまったく関心のなかった私が町議になった。病児保育の開設、避難所における細かい配慮など、女性の声で行政を具体的にを変えていけることを実感している」と語りました。

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 伊藤だいすけ北名古屋市議会議員は、「男女の賃金格差をなくしていくことが、あらゆる男女平等に結びつく」と述べたうえで、「自分も昭和の男性らしさが出てしまうこともあるが、その時はご指摘いただければ」と語りました。

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 司会は、上野まさみ北名古屋市議会議員が務めました。

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通行人を対象に行ったシールアンケート