吉田はるみ衆院議員は12月19日、全国から一般公募・選抜された高校生らが、各党の政治家らと政治に対する考えを深めることを目的とするイベント「全国高校生未来会議」に参加し、「教育」をテーマに講演と質疑応答を行いました。
吉田議員は高校生を前に、「まず深呼吸しよう」と呼びかけたところ、会場が和みました。その上で吉田議員は、配布した英語の資料をもとにグラフを提示。「高等教育まで含めた政府予算の支出、OECD平均の中で日本の順位、めちゃくちゃ下位ではないですか」と問いかけました。さらに、他方で「日本の家庭からの教育の支出、これはトップクラス、つまり皆さんのご家庭に負担をかけてるいるのが日本の状況です」と指摘。参加した高校生からは、「先生が向き合ってくれる時間が少ない」「東京と地方では教育の質の格差や環境の格差を感じる」など、さまざまな声が寄せられました。
こうした高校生の声に対し吉田議員は、「私は山形で生まれ、私の父は中卒で八百屋を継いで働きました」と切り出し、「トー横キッズ」の話を交えながら、「教育格差はあってはならない」「教育の機会を若い世代に提供できる国になれるかどうかが今、政治に問われている」と応じました。