立憲民主党は3月26日、国会内で第97回常任幹事会を開催しました。

 冒頭であいさつに立った泉健太代表は、「裏金の問題については、どんなおかしなことをしたのか、国民の皆さんが明らかにして欲しいと望んでいるから、真相の究明を続けている。本来であれば、自民党の議員自ら語るべきところ、自ら語ろうとしない。政倫審にまだ出席していない議員が多数いる。出席した議員も責任逃れの繰り返し。にもかかわらず自民党で処分の話が出てきているのはおかしい。何をやったか明確にならないまま処分を進めようとするのは、逃げ切りを図ろうとしている姿勢に他ならない」と断じました。

 昨日、二階議員が引退表明した件については、「(二階議員について)処分もなくなるのではという話が出ていることで、うやむや感につながっている。二階議員の秘書は略式起訴されているが、岸田総理の会計責任者も同じく略式起訴されている。岸田総理も引退してはどうか。谷川弥一氏は即日辞職した。自民党の中で、勝手に自分たちを自己処分しているという客観性のない状態が続いている。これでは国民の期待からは程遠い。政治を自ら変えられない自民党。われわれが国民の皆さんと一緒に力を合わせて、まずは補欠選挙で結果を出して、さらに政治改革を進めて、総選挙に向かっていきたい」と決意を述べました。

2.報告・承認事項
<政務調査会長>
 長妻昭政務調査会長は、『次の内閣』閣議(第5253回)審査事項等について報告しました。

<選挙対策委員長>
 大串博志選挙対策委員長は鳥取県議会議員補欠選挙の結果について報告しました。
20240326第97回常任幹事会 選挙対策委員会資料1.pdf

<組織委員長>
 森本真治組織委員長は(1)衆議院小選挙区総支部の設立(2)衆議院小選挙区暫定総支都の設立――等について報告しました。
20240326_第97回常任幹事会_組織委員会報告.pdf

3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
 大串選対委員長は第27回参議院選挙に向けた選挙区候補者の公認内定について提起し、協議のうえで議決しました。参院愛知県選挙区の公認候補に現職の田島麻衣子議員が内定しました。
20240326第97回常任幹事会 選挙対策委員会資料2.pdf