大串博志選挙対策委員長は10月13日の会見で、15日公示の衆院選挙、比例の公認名簿(登載者)の発表を行いました。今回発表したのは29人。これまで発表してきた小選挙区などの公認候補とあわせて238人となり、「衆院過半数の233を超え、単独でも政権を担える」と述べ、「政権交代こそ最大の政治改革」の足場を作る候補者を擁立することができたと語りました。
東北ブロックでは前衆院議員の馬場雄基総支部長が比例単独で決まっており、また小選挙区との重複立候補者がいることから、今回発表の候補者は、これらの候補者の下の順位での候補者となります。
なお、大阪5区の西川弘城総支部長は、比例に変更となり、「大阪の状況等も含め、全体としてわが党の議席・得票を増やしていくという大局的な観点から判断した」「西川さんの活動が良くないといったものではない。この5区で基盤を持つ非常にしっかりした人。それを踏まえた上で5区から比例に移ってもらったほうが党全体の成果が出るという大局的な判断をした。苦渋の決断だった」と説明をしました。
11日に自民党が新たに候補者を発表したことを受け、自民党の女性候補者比率について大串選対委員長は「小選挙区では1割に満たず、比例単独で4割近くなっている。女性の政治進出を後押ししていくというのであれば、小選挙区でも女性を擁立して増やすべきだ」と指摘。わが党では小選挙区の新人元職の女性候補の擁立は3割に近づいており、前職を含めると22.7%となり自民党の2倍以上であることから、「これとて誇れる数字ではないが、女性が政治参画できるよう見かけだけなく真摯にやっていくべきではないか。私たちはその道をしっかり探っていきたい」と述べました。