野田佳彦代表は12月20日、国会内で記者会見を開き、臨時国会について発言しました。

 野田代表は、この半年を振り返り「9月23日に党の代表に就任した直後に解散総選挙となり、50議席を増やし一定の躍進は果たした。しかし、目標であった自公の過半数割れはできたが、比較第二党に甘んじた。完全に目的を達してはいない。政権前夜」と今の状態を表現しました。

 この臨時国会について「与野党伯仲国会が生まれ、委員長のポストを獲得することにより、『熟議と公開』を旨とする国会は手探りでスタートしたが、補正予算で28年ぶりに修正ができた」「野党7党で提案した旧政策活動費の廃止も自民党にも理解をいただき実現」と指摘し、「一定の成果は上がってきた」と評価。今後も「手探りの中、来年の国会に臨んでいきたい」と意気込みを語りました。