小川淳也幹事長は3月12日、国会内で会見を開き(1)東日本大震災(2)春闘(3)自民党の公認問題(4)高額療養費自己負担上限引き上げの見送り――等について発言しました。
(1)東日本大震災から14年を経たことに触れ、小川幹事長は「福島県は、風評被害を心配していたが、今は風化を心配している。フェイズが変わってきている」と指摘し「党派を超えて全力で復旧・復興、現地の不安の払しょくに努めたい」と述べました。
(2)本日が春闘の回答日であることを挙げ「要求率は平均6%。昨年を上回っており、実現を期待したい」と述べ「大事なことは、これらが中小零細企業へ、裾野広く波及していくこと」と指摘し、党として後押ししていくことを強調しました。
(3)自民党の杉田水脈氏の公認について「様々なヘイトスピーチ、人権侵害の疑いのある方。公党としての見識が問われる。石破総理は以前、批判をしていたと受け止めているが、それも含めて自民党の対応に大きな疑問を持っている」と述べました。
(4)政府の高額療養費の自己負担上限の引き上げの見送りについて、小川幹事長は「異例の展開。判断が遅い。方針が二転三転して、政権としての判断力、信任の問題。予算案が衆議院に戻ってくることも含めて厳しく対処していきたい」と述べました。