野田佳彦代表は3月7日、国会内で会見を開き(1)国際女性デー(2)高額療養費自己負担限度額引き上げ(3)政治改革――等について発言しました。 

(1)野田代表は、3月8日の国際女性デーについて「ジェンダーギャップ指数が118位、G7では最下位。政治分野は113位にとどまっている。昨年の衆議院選挙で立憲民主党は女性議員15名から30名に増やした。選挙区の候補予定者の44%が女性。党としても積み重ねていく」と語り、選択的夫婦別姓についても「他党の賛同を得ながら成立に向けて頑張」と意気込みを語りました。

(2)政府が高額療養費の自己負担額上限引き上げを凍結との報道を受けて、野田代表は「実現のために奮闘してきたので、熟議の国会の一つの成果になる」と成果を強調しました。

 政府の姿勢について「修正に修正を重ねる。とても説明しにくい話になった。与党の中からも『説明できない』との不安の声がある」「プロセスに大きな瑕疵があった」「被保険者の団体の意見は聞いたが、一番の当事者の患者の声を聞かずに決めた」「上げ幅が急激に大きすぎる」等問題点を指摘し、「瑕疵を率直に認めて丁寧に議論すべき」と政府に訴えました。

(3)政治改革に関連して野田代表は、既に立憲民主党が企業・団体献金の禁止の法案を提出していることに触れ、「野党がまとまれば物事が実現する可能性が高い」「維新との間で、共同で提案するところまできている」と成立に向けた意気込みを語りました。